@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003564, author = {澤口, 真理 and SAWAGUCHI, Mari and 瀬戸, 美奈子 and SETO, Minako}, journal = {三重大学教育学部研究紀要, 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 近年高等学校においても特別支援教育が推進されつつある。発達障害のある児童生徒への課題として学習上の困難の大きいことが指摘されている。高等学校の特に進路多様校においてはLD等の診断はないものの、読み書きの困難さや学習の遅れ、学習意欲の低下などの問題を抱える生徒の存在が明らかになっている。特に文章読解はすべての学習の基盤となるため、その困難さは学業不振に直結しやすい。本研究では進路多様校の高校生の文章読解力を高める国語科の授業実践を模索するために、第一段階として高校生が文章読解のどの段階でつまずくかを明らかにすることを目的とした。高等学校国語教科書に近いレベルの文章読解調査として日本語能力試験N1の問題を用い、日常生活における読解経験との相関を検討し、解答理由の分析を行った。その結果、高校生の読解におけるつまずきは読書量の低下、語彙力不足、意欲にあることが示唆された。高等学校国語科の授業においてはこれらのつまずきを乗りこえる工夫、支援をデザインする必要がある。}, pages = {165--170}, title = {高校生の文章読解における課題について : 日本語能力の観点から}, volume = {66}, year = {2015} }