@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003578, author = {水谷, 篤代 and MIZUTANI, Atsuyo and 大谷, 正人 and OTANI, Masato}, journal = {三重大学教育学部研究紀要, 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究は、全日制高等学校における特別支援を必要とする生徒に対する支援体制の現状と、教師の特別支援教育に対する意識や取り組みを調査することを目的とした。X県の全日制高等学校55校の特別支援教育コーディネーターと協力校4校の教師を対象に、それぞれアンケートによる調査を行った。特別支援教育コーディネーターによる調査では、校内支援体制は整いつつある一方、実際はうまく機能していなかったり、特別支援教育に対する教師の知識や理解が十分とは言えないことがわかった。教師一般に対する調査では、151名の回答が得られたが、「教師の経験歴」「性別」「担任かどうか」「特別支援教育の視点を取り入れた支援を行っているか」が日頃の取り組みや意識に影響するかどうかを検討した。その結果、「特別支援教育の視点」の有無が、生徒の見立てや特別支援教育の取り組みに大きな影響を与えていることがわかった。一方、特別支援教育の視点の有無に関わらず、76%の教師が「生徒の問題行動と発達障害には関係がある」と捉え、85%の教師が「発達障害をもっと理解したい」と感じていることがわかった。今後、生徒のニーズに合った適切な支援を行うために、特別支援教育コーディネーターだけでなく全ての教師が特別支援教育に対する理解を深め、チームによる支援が行われることが望まれる。}, pages = {295--308}, title = {高等学校の教育現場から見た特別支援教育の現状と課題 : X県の公立高等学校における調査から}, volume = {66}, year = {2015} }