@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003595, author = {仲森, みどり and NAKAMORI, Midori and 大谷, 正人 and OTANI, Masato}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では、A市療育施設で発達障害幼児の保護者を対象に発達障害幼児の保護者の気持ち等についてアンケート調査を行った。発達障害がある子どもの家族は、様々な心理的な負担感や困難を抱えていることが指摘されており、発達障害児・者はもとより、その家族に対しても支援を行うことは重要である。特に母親は、子どもの乳幼児期に精神的に不安定になることがあり、その時期に最も支援が必要となる。A市療育施設の調査結果では、発達障害幼児の保護者の子育ての気持ち、保護者の現在の気持ちについての質問からは、育児困難さや抑うつ傾向が過半数の保護者に見られた。育児疲れや抑うつを感じている場合、どのような支援、サポートを希望するかということに対して、支援者側に共感性と支持、将来への見通しの示唆等だけでなく、特に専門性に裏づけされた具体的な助言を求めていることがわかった。本研究では、専門家が温かい態度で母親の相談に応じ、具体的なアドバイスをし、子どもの状態に合わせた働きかけを行うことが、母親の心理的安定感につながることが示唆されており、心理的・精神的サポートの重要性が確認できた。}, pages = {87--98}, title = {発達障害幼児の保護者への理解と支援 : A市療育施設の保護者を対象としたアンケート調査より}, volume = {67}, year = {2016} }