@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003803, author = {高橋, 隆二 and Takahashi, Ryuzi}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 三重県内で最も多い「地搗歌」は「オモシロヤ イヨノヒョウタンヤ」という噺し言葉を持つ、いわゆる「ヒョウタン節」と言われるものである。特に、今回の調査では「志摩」・「南勢」・「松阪」地区の「地搗歌」はすべて「ヒョウタン節」系であった。これらの地区では、仕事のときの「地搗\ 歌」といえば、ほとんどいつも、当時は「ヒョウタン節」を歌っていたと思われる。しかしながら、本来は同じ歌詞・同じ旋律であったはずの「ヒョウタン節」が、それぞれの土地での伝承過程で、それぞれの土地にふさわしい民謡に変化している様子を示してくれるのは、本当に目を見張る思いがする。一方、「北勢」や「伊賀・上野」地区では、「ヒョウタン節」が一つも集録されなかった。ということは明らかに、それらの地区が「地搗歌」の上からだけでも「志摩」・「南勢」・「松阪」地区とは、文化的に違う面を持っていることが理解される。}, pages = {39--60}, title = {三重県の労作歌についての一考察 : 地搗歌をめぐって}, volume = {43}, year = {1992} }