@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003806, author = {鏡味, 明克 and Kagami, Akikatsu and 中川, 佐由里 and Nakagawa, Sayuri}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 梶井基次郎の小説「城のある町にて」は三重県方言を会話にとり入れた数少ない近代文学の作品の一つであり、とくに中勢地方の方言を見ることのできる、まれな、すぐれた小説である。この作品については、これまでにも多くの評論研究があるが、方言についての解明はまだ全く行われていない。会話文中の方言をみると、舞台としての松阪方言、モデルの出身地一志郡白山町の方言、そして作者の出身地大阪の方言、これらの三方言は相互に近い面も多く、三方言がともに混入している可能性がある。ゆえにこの作品中の方言がどの方言であるかの解明には慎重な分析比較が必要である。このような点に留意しつつ、当作品の方言を理解するための方言調査を行った結果をまとめ報告する。}, pages = {89--101}, title = {梶井基次郎「城のある町にて」の伊勢方言}, volume = {43}, year = {1992} }