@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00004068, author = {岡田, 珠江 and OKADA, Tamae}, journal = {三重大学教育学部附属教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 「教育臨床」という言葉は多くの意味を含有し、様々な立場で用いられている。その中で筆者は幅広い教育の領域の中で心理臨床を専門とする立場での活動を「教育心理臨床」と定義を明確にし、広義の「教育臨床」の中の一領域であるとした。「教育心理臨床」において対象となる子どものこころの問題は、親や教師などの子どもに対する主観的な問題意識によって発見されることが多い。そして発見後に親が「教育心理臨床」活動やその活動をしている機関について情報を有し、信頼して支援を求めることによってはじめて、「教育心理臨床」の専門家が子どもに直接「教育心理臨床」活動を行うことができる。すなわち子どもの問題について「教育心理臨床」活動をするにあたっては、親や教師などの周囲の大人が「教育心理臨床」への理解を深め、支援を受けることへの肯定的意味付けができることが必要となる。しかし未だ「教育心理臨床」について十分には理解されていないのが現状である。したがって「教育心理臨床」活動によって子どものこころの問題を支援するために、周囲の大人の「教育心理臨床」活動に対する認識を深化させることが不可欠である。}, pages = {1--8}, title = {「教育臨床」に関する論考}, volume = {21}, year = {2001} }