@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00004097, author = {廣岡, 秀一 and HIROOKA, Shuichi}, journal = {三重大学教育学部附属教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本論文は、広く社会的コンピテンスの発達を支援する学校教育の重要性と、その教育実践を可能にするために不可欠となる研究者と教育実践者のコラボレーションについて、一つの提案を試みたものである。まずは、社会的コンピテンスの発達を阻害する社会状況的な要因について論じられ、「人間関係」に関する発達が副次的な関心事になっていることが指摘された。また、多くの社会的場面で二次的に考えられがちな「人間関係」の不全が、第一次的な課題達成を抑制してしまう可能性について言及し、教育的な営みの中において、さらには人間の生涯発達に対して、人間関係に関連する志向性や能力を涵養することの重要性を再度認識する必要があることを論じた。また、人間関係を心理学的に探究し続けてきた社会心理学の研究知見が、現実の学校教育場面における教育的活動に大いに貢献しうるだけでなく、児童・生徒の社会的コンピテンスを涵養する取り組みに活用できる可能性について論じた。さらに、それを可能にするための現実的な研究者-教育実践者間のコラボレーションのあり方に関して、一つの試案が提出された。その骨子は、「研究者も教育実践者も、このコラボレーションによって日常的に互恵的な関係が認識できる条件を満たす」というものである。}, pages = {35--42}, title = {学校教育実践における社会心理学の活用 : 現場教師と研究者のさらなる連携を目指した試案}, volume = {22}, year = {2002} }