@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00004158, author = {中林, あゆみ and NAKABAYASHI, Ayumi and 廣岡, 秀一 and HIROOKA, Shuichi}, journal = {三重大学教育学部附属教育実践総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, いじめの原因については、心理学、教育学、社会学等の各分野で多くの先行研究がみられる。本研究は、それぞれの立場を概観したうえで、教師対象のインタビュー調査を行い、そのインタビュー結果から原因および対策について学校現場の実態に即した検討が可能になる質問紙を実施し、教師のいじめに対する認識を明らかにする基礎資料を提供するものである。具体的には、いじめの原因や指導上の問題点、いじめの対策及びスクールカウンセラーとの連携についての教師の認識を分析することによって、現在の学校教育に補完すべき視点や課題を明確にするとともに、子どもたちが豊かな人間関係を築いていくために、学校現場でどのような教育支援が可能なのかについて検討を加える。公立中学校教師188名に対し実施した質問紙についての分析結果は、概ね以下のように要約できる。1)9割の教師がいじめ指導の経験を有している、2)直接的ないじめよりも間接的ないじめの方が多い、3)いじめの程度は子どもを取り巻く状況と関連している、4)いじめの程度に応じた直接的・間接的対応を試みている、5)いじめの程度を深刻に捉えている教師ほどいじめ予防のための実践をしている、6)いじめ予防のための取り組みが未だ十分とは考えていない、7)スクールカウンセラーに対する評価は学校によって異なる、8)いじめの程度を高く認識している教師ほど常時相談できるカウンセラーの存在を望んでいる。, 資料 / Technical Information}, pages = {175--184}, title = {いじめの対処と豊かな人間関係を育む教育支援の在り方について : 中学校教師を対象とした質問紙調査から}, volume = {24}, year = {2004}, yomi = {ナカバヤシ, アユミ and ヒロオカ, シュウイチ} }