@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00004689, author = {後藤, 姉奈 and Goto, Shina}, issue = {1}, journal = {三重看護学誌}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 関節リウマチは療養が長期にわたる慢性性の特性をもつ病気であるが,おもな治療の場は外来であり,実際の療養について知る機会は多くない.本研究では,関節リウマチを患い長期間療養してきた事例の経験をたどりながら,その経験の意味を考え,看護実践への示唆を得たいと考えた.対象の事例Aは,30年以上前に関節リウマチの診断を受け,療養を継続してきた70歳代の女性である.データはインタビューより収集し,事例Aの病いの経験と経験を通しての思いを抽出し,その語りの意味づけや時間的な順序性を質的帰納的に分析した.事例Aにおける病いの経験と意味は,診断時前後には「世間に認知されていない病を抱えた怖さ」を経験し,症状増悪時には病いに関する様々な経験を「引き受け」,現在は「経験を繋げる」と変遷していた.病いの経験をポジティブに捉える感情が創出されることが明らかとなり,看護援助においては症状増悪時の包括的な支援の必要性が示唆された.}, pages = {45--51}, title = {長期療養中の関節リウマチ患者における 病いの経験とその意味}, volume = {17}, year = {2015}, yomi = {ゴトウ, シナ} }