@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00006308, author = {Takeda, Sakuzo and 竹田, 策三 and Uchiyama, Hisao and 内山, 久男 and Chiku, Takahiro and 知久, 孝弘}, journal = {三重大學農學部學術報告 = The bulletin of the Faculty of Agriculture, Mie University}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 第2報に引きつづき, 第3報では, 2サイクル小型機関による, ユーカリ油, アルコール, ガソリン, 以上3種混合燃料による実験および, ユーカリ油ガソリソ混合による4輸乗用車の, 機関出力ならびにテストコースにおける走行試験, 加速試験を行なった。3種混合燃料試験においては, 各種燃料の蒸留曲線を測定した図上考察において何れの混合燃料においても,機関の始動性, 高温時における蒸気閉塞性は認められないと判断し, 実機試験においてそれを確認した。また蒸留曲線における35~65%点は機関の加速性, 乗用車におけるドライバビリティに影響があるが, 何れの混合燃料も実用上大きな支障は認められなかった。 農用小型2サイクル機関による混合燃料試験においてユーカリ油, アルコ-ル, およびユーカリ油, アルコール, ガソリン3者混合は, 何れも機関出力, 燃費率において良好な結果を示した。殊に排気中のCO濃度は, ガソリンの場合に比較し1/10程度に減少した。 ユーカリ油およびユーカリ油, ガソリン混合燃料による4輪乗用車出力試験において, 機関出力, 燃費率何れもガソリンとほゞ同様であった。 次に気化器メインゼットおよびパイロットゼットを, 混合燃料の粘度に対応し調整したとき, 車両最高スピードはガソリン105.5km/h, ユ-カリ油103.1km/hであった。 0→400m加速試験および各種距離別加速試験において,ユーカリ油ならびにユーカリ油混合燃料の間に大きな差は認められなかった。 車両をシャシーダイナモメータ上にセットして行なった10(テン)モード試験において排気中のCO(g/km)およびNOx(g/km)排出量は, ユーカリ混入量に比例して減少した。また機関アイドリング時において, 排気中の末燃焼炭化水素HC(ppm)およびCO(%), 何れもユーカリ油混合量に比例して減少し, ユーカリ油100%で最小値を示した。}, pages = {163--169}, title = {Studies of Eucalyptus Oil and Its Application to Spark Ignition Engine (III)}, volume = {62}, year = {1981} }