@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00006654, author = {KATSUDA, Junko}, journal = {三重大学国際交流センター紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 人は誰でもある会話のスタイルを持っており、会話のスタイルは個人によって、性別によって、また文化の違いによって異なる(Tannen:1984)とされる。それゆえ、会話のスタイルの違いは異なる文化を持つ者の間での障害になりうる。本論文では、これまであまり研究されていないマレー人の会話のスタイルの一端を明らかにすることを最終日標に据え、マレー人女子大学生二者間の会話を、「あいづち」の出現場所に注目し考察した。本研究から示唆されたことは以下のとおりである。このデータにおけるマレー人女性のあいづちは、 1)「話者のポーズがないところで打たれるもの」が59%、「話者のポーズ時に打たれるもの」が41%であり、話者の発話に重なるようにしてあいづちが打たれるほうが多い。これは話し手がポーズをあまり与えないことも関与していると考えられる。この結果より、マレー人と日本人の話し手のあいづちへの期待度は異なる可能性がある。2)「話者のポーズがないところで打たれるあいづち」は、「話し手への『話を聞いている』というサインまたは理解」を表す「話し手のために述べられたもの」というよりは、むしろ聞き手の話し手の話の内容への「自己主張」を表し、時にはターンをとるための弛緩剤的役割を果たすという「聞き手自身のためのもの」という面も大きい可能性があると考えられる。}, pages = {1--9}, title = {<研究論文>Conversational Style of Malay Speakers : in Respect of Backchannels}, volume = {6}, year = {2011} }