@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00007173, author = {中西, 正治 and Nakanishi, Masaharu}, journal = {近畿数学教育学会会誌}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本研究は、これまで平面幾何で学習してきた基本的な図形の性質が、球面上においても成り立つかどうかを調べることを通して、図形の理解の様相を明らかにすることを目的としている。方法として、念頭操作や実験・実測などの具体的操作活動を重視する。本稿では 3つの直線で作られる領域(三辺形;以下で使用する三角形は三辺形という意味で用いる) を扱った授業について考察している。その結果、球面上における最短の道を延長して大円がかけたとしても、球面上における大円が直線であることの認識には至りにくいこと、球面にできた三角形を三角形と認めるものの、平面上での認識が極めて深く印象に残り、球面上での概念形成に大きな影響を及ぼすこと、すなわち生徒が最初に学習した概念は、きわめて強い固定観念となることなどが明らかとなった。}, pages = {52--60}, title = {三辺形の理解について : 平面上の図形と球面上の図形との対比を通して}, volume = {19}, year = {2006} }