@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00007176, author = {中西, 正治 and Nakanishi, Masaharu}, journal = {近畿数学教育学会会誌}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 比例の取り上げ方も時代とともに変わり,試行錯誤を繰り返し現代に至っている。本稿は明治期,特に明治5年から明治13年頃の算術教科書でどのような比例が扱われていたのかその概観を考察することが目的である。考察の結果,合率比例(複比例)・正比例・轉比例(反比例)の3つは少なくとも一般常識的となっていたのではないかということ。この時代はまだ比例の学習内容について決まった方向がなかったのではないかということ。そのため全体的には「算術教育はこれからだ」という様相がよく窺えること。現代と比べて学習年齢を考えるとその程度が高いのではないかということなどが分かった。そして現代への示唆としては,合率比例(複比例)も教材に入れてはどうかということである。}, pages = {15--25}, title = {比例の取扱いについて(1) : 明治5年(1872年)から明治13年(1880年)頃までの算術教科書を対象にして}, volume = {14}, year = {2001} }