@misc{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00007320, author = {市川, 大貴}, month = {Jan}, note = {application/pdf, 困難な出来事に遭遇してなかなか乗り越えることができない人がいる一方で、困難な出来事に遭遇してもそれを乗り越え良い社会適応をする人がいる。困難な出来事に遭遇しても乗り越えることができる人は困難な出来事に遭遇してもそこから回復する力であるレジリエンス(精神的回復力)を有していると考えられる。本研究では大学生を対象にレジリエンス(精神的回復力)を高めるスキルトレーニングプログラムを実施し、その効果を検討することであつた。その際「仲間先輩資源」「仲間先輩資源の活用」「熟慮的行動」「状況分析行動」「楽観的思考」「楽観的行動」という側面に着目し、効果を検討した。予備調査の結果、グループワークを用いたスキルトレーニングプログラムの実施前後によって「熟慮的行動」「楽観的行動」の得点に有意な変化が見られ、スキルトレーニングプログラムによってレジリエンス(精神的回復力)を高められる可能性が示唆された。本調査では、人の精神的回復過程を示し、回復段階に必要な力を紹介しながら、レジリエンス(精神的回復力)を高めるトレーニングを実施し、その効果を検討した。1要因3水準の分散分析の結果「楽観的行動」において有意な変化が見られ、本スキルトレーニングプログラムによってレジリエンス(精神的回復力)の一部を高めることができる可能性が示唆された。今回は短期的なレジリエンス(精神的回復力)を高めるスキルトレーニングプログラムを実施したが、レジリエンス(精神的回復力)は継続的にトレーニングを実施することで高められる可能性があり、今後は長期的なトレーニングについても検討する必要がある。また、スキルトレーニングプログラムの効果についてであるが、トレーニング実施後は高い効果を示すものの、般化できていない可能性も示唆されている。今後は般化できているかについても検討する必要があると考えられる。, 学校教育専攻 学校教育専修, 70}, title = {レジリエンスの変化に着目したスキルトレーニングプログラムの作成と評価}, year = {2014} }