@techreport{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00007387, author = {上山, 浩 and UEYAMA, Hiroshi}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究は,3Dアニメーションの制作を美術教育における表現教材として位置づけることを目的とした一連の基礎研究である。  3Dアニメーション制作をはじめとした3DCGの教材化は,'80年代より既に20年以上にわたって期待されているものの,実際には進んでいない。小・中学校の教育現場におけるこの種の教材の実例は僅かしか報告されておらず,具体的な指導法の研究もほとんど見ることはできない。これは,2DCG教材の普及と対比をなしており,停滞状況だと言える。その一方で,3DCG制作に対する教育的な意義や効果を期待する声は絶えず聞かれ,現代社会におけるそれへの期待はむしろ高まりつつある。  本報告者は,本研究に至るまでに,3Dアニメーション制作について,その教育的効果を指摘し,教材化が進まない理由についての幾つかの推論を試みた。さらには教材化の方向として具体例を提示し,実際に一般的な中学生にも3DCGを用いた豊かな表現が可能で,多くの教育効果が望めることを実証した。  本研究は,これまでの研究を進めて,小・中学校での美術教育の授業において実効性が高くかつ運用が容易であるような3Dアニメーション制作教材を,将来の学校教育のあり方を視野に入れながら,開発すべく論考を進めるものである。  また,その過程において,美術教育における表現の指導を巡る問題を掘り下げ,さらには,美術教育の教材観,指導観,教科の理念等,その基本的なあり方についての抜本的な再考を進めることも,本論が目的とするところである。  本報告は,下記研究発表覧に示した,三件の学会誌投稿論文を転載したものである。, 平成16年度-平成18年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究成果報告書, 39, 表現活動としての3Dアニメーション制作の教材化I ─3DCG制作と美術教育における表現技術の指導の問題─, 表現活動としての3Dアニメーション制作の教材化II ─美術教育としての3DCG制作指導成立の与件─, 表現活動としての3Dアニメーション制作の教材化III ─教育活動としての3DCG制作指導の成立─, 16530581}, title = {表現活動としての3Dアニメーション制作の教材化}, year = {2007} }