@techreport{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00007389, author = {廣岡, 秀一}, month = {May}, note = {application/pdf, クリシン志向性尺度については平成16年度にその信頼性・妥当性の検討を行っているが、平成17年度には、この志向性を形成する要因として考えられる要因を操作的に測定できる関連尺度の構成を行った。具体的には、クリシン経験尺度、クリシン能力自己認知尺度、大学の勉学に対する動機づけ尺度であり、それぞれについて複数の因子を確認し、信頼性の高さはには満足できる尺度が構成された。これらの尺度間の関連性については、大学1年生を対象とした調査研究により、動機づけと社会的クリティカルシンキングにおける各下位尺度間の関係は、「私的獲得価値」が志向性・経験・能力自己認知の3つの観点を通して、社会的クリティカルシンキングの多くの下位尺度と関連していることが見いだされた。さらに、大学卒業直前の学生を対象にした調査により、大学生活経験に関する記憶とクリティカルシンキング志向性との関連が分析された。その結果、大学において「議論」を多く経験している学生ほどクリシン志向性が高いことなどが明らかになった。加えて、大学生活での経験の種とクリシン志向性との関連性についても、文系と理系ではかなり異なることが示された。大学生活の中でクリシンを意識するきっかけとなった出来事を自由記述させたデータの分析からは、socialクリシンでは「議論」、「人との関わり」、non socialクリシンでは「卒業論文」、「マスメディア」、「レポート」といった出来事が多く記憶されていることが明らかとなった。, 平成16年度~平成18年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究成果報告書, 63, 大学生のクリティカルシンキング志向性に関する縦断的検討(1), 大学生のクリティカルシンキング志向性と大学生活経験, 動機づけと社会的クリティカルシンキングとの関連 : 大学生の「感じる力」と「考える力」, 16530402}, title = {クリティカルシンキング志向性を高める対人社会的要素}, year = {2007} }