@techreport{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00007967, author = {豊田, 長康 and 伊東, 雅純}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 週齢を一致させた妊娠・産褥ラットを用いて、血清TNF-α値と各脂肪組織(腹部皮下脂肪、傍子宮脂肪、腸間膜脂肪)のTNF-αmRNA発現量の変化を調べた。さらに、同ラットの脂肪組織におけるPPAR-γmRNA発現の変化について検討した。11週齢に達した妊娠5、10、15、20日、産褥授乳群5、10日、産褥非授乳群5、10日のラットを作成した(各々n=5)。妊娠・産褥期を通して血清TNF-α値には有意な変化は認められなかった。各部位における脂肪組織でのTNF-αmRNA発現は、妊娠中および分娩前後のどの時期でも有意な変化は認められなかった。また、各部位における脂肪組織でのPPAR-γmRNA発現量も、妊娠・産褥期を通して有意な変化は認められなかった。腹腔内脂肪量は、妊娠中は非妊娠群と比べて有意な変化はなく、分娩後急速に減少した。現在、分娩前後におけるこの脂肪組織量の急激な減少の機序を検索する目的で、脂肪組織におけるapoptosisを検討しているところである。 ストレプトゾトシン投与により中等度の糖尿病ラットを作成して妊娠させ、非妊娠正常ラットを対照群として、妊娠正常ラット、非妊娠糖尿病ラットおよび糖尿病合併妊娠ラットを比較検討した。まず、当教室で以前検討したglucose transporter4(GLUT4)のmRNAおよび蛋白の発現を検索した。傍子宮脂肪組織におけるGLUT4蛋白量は、妊娠正常ラットおよび非妊娠糖尿病ラットでそれぞれ有意に低下したが、糖尿病合併妊娠ラットではさらなる発現量の低下が認められた。つまり、妊娠時と糖尿病時は共にGLUT4発現量は低下するが、糖尿病合併妊娠時には、additiveに発現が低下することが示された。現在、adipocytokineの発現変化を検討している。また、妊娠時の脂肪組織におけるGLUT4の発現低下には、性ステロイドホルモンが関与していることが示唆された。, 平成10年度~平成11年度科学研究費補助金[基盤研究(C)(2)]研究成果報告書, 津, Serum leptin levels do not rise during pregnancy in Age-Mached rats, Expression of GLUT4 glucose transporter protein in adipose tissue and skeletal muscle from streptozotocin-induced diabetic pregnant rats, Expression of glucose transporter 4 mrna in adipose tissue and skeletal muscle of ovariectomized rats treated with sex steroid hormones, Glucose transporter 4(GLUT4)mRNA abundance in the adipose tissue and Skeletal-Muscle tissue of ovariectomized rats treated with 17B-estradiol or progesterone, 妊産褥婦とレプチン, 同一妊婦における妊娠および産褥期のレプチン値の変化 : Longitudinal changes in leptin levels during pregnancy and lactation, 糖尿病, インスリン抵抗性, 胎盤の物質輸送と通過性 糖,脂質(<特集>胎盤), 10671532}, title = {妊娠時の糖脂質代謝調節における脂肪細胞の意義に関する研究}, year = {2000} }