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<論説>蘇軾の詩における禅語の受容について
http://hdl.handle.net/10076/1901
http://hdl.handle.net/10076/1901179b5136-8233-4dac-b730-3eec1aace0cd
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2007-02-09 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | <論説>蘇軾の詩における禅語の受容について | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
著者 |
湯浅, 陽子
× 湯浅, 陽子
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抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | 蘇軾の文学に及ぼした南宗禅の影響について,唐から五代にかけての禅語の一大集成であり,蘇軾自身が読んでいたと考えられる『景徳博燈録』の記述を踏まえた表現に注目して検討する。蘇軾の詩に見られる禅語を踏まえた表現の持つ傾向の一つに,ユーモアを含むという点があり,このような傾向を持つ表現は若年期から晩年までの作品の中に継続して現れ,各々の表現はそれぞれに戯れの気分を含みつつも,次第に作者の禅に対する知識の広がりと理解の深まりを窺わせるものに変化してゆく。またこれらの詩が総じて気軽な気分を伴っているのは,蘇軾の周囲の士大夫たちの間で禅や禅語の知識が広く共有されており,彼らが随分気軽な,あるいは日常的なものとして禅に接していたことを示している。彼らのなかには,禅により強い関心を示し,禅語の深い意味を求めようとする者もあり,そのような思潮のなかにある蘇軾は,晩年の嶺南への流謫生活の中で,禅的な思考を儒教や道家・道教的な思考と折り合わせ,複合しつつ詩に表現するに至っている。彼にとっての禅的境地は,単独で追求されるべきものではなく,儒・道の二教とともに内面の葛藤を静め,人生に対するより良い姿勢を模索するための拠り所とされていたと考えられる。 | |||||||||||
書誌情報 |
人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 巻 18, p. 75a-89a, 発行日 2001-03-25 |
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ISSN | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||
収録物識別子 | 0289-7253 | |||||||||||
書誌レコードID | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||
収録物識別子 | AN10045090 | |||||||||||
フォーマット | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | application/pdf | |||||||||||
著者版フラグ | ||||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||||||
その他のタイトル | ||||||||||||
言語 | ja-Kana | |||||||||||
値 | ロンセツ スシ ノ シ ニオケル ゼンゴ ノ ジュヨウ ニツイテ | |||||||||||
その他のタイトル | ||||||||||||
言語 | en | |||||||||||
値 | <Article>Adopting Terms of Zen Buddhism in Su Shi's Poetry | |||||||||||
出版者 | ||||||||||||
出版者 | 三重大学人文学部文化学科 | |||||||||||
ノート | ||||||||||||
値 | NII提供データ | |||||||||||
資源タイプ(三重大) | ||||||||||||
値 | Departmental Bulletin Paper / 紀要論文 |