WEKO3
アイテム
『枕草子』「中納言まゐりたまひて」段試考 : 「海月の骨」の意味と「言い訳」の意図
http://hdl.handle.net/10076/15072
http://hdl.handle.net/10076/15072f07d54f7-85f6-4763-91f4-c69f80799fa2
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
20C17666.pdf (2.2 MB)
|
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2016-06-20 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 『枕草子』「中納言まゐりたまひて」段試考 : 「海月の骨」の意味と「言い訳」の意図 | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
松本, 昭彦
× 松本, 昭彦 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 『枕草子』第九十八段「中納言まゐりたまひて」段は、有名な「海月の骨」の秀句の段であるが、従来この秀句は、隆家の「見たことないほどすばらしい扇の骨だ」との発言に対し、「見たことないなら海月の骨ですね」と清少納言がしゃれを言ったと解釈されてきた。しかし、「海月の骨」とは、長生きすれば見られるかもしれない奇蹟・幸運の意味の成句であり、この場面は、定子が皇子を懐妊もしくは生んだ直後と考えられることから、ここではその皇子の将来の即位を<予祝>する意味を込めたしゃれであると考えるべきである。またこの章段末尾の部分は、この章段の執筆によって、そのような<予祝>にも関わらず若くして亡くなってしまった定子、結局皇位には就けない皇子・敦康親王の悲運を読者に再確認させてしまうことに対する「言い訳」と考える。 | |||||
書誌情報 |
三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 巻 67, p. 109-124, 発行日 2016-03-22 |
|||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 1880-2419 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA12097333 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
その他のタイトル | ||||||
言語 | en | |||||
値 | A study of `Makura no Soshi' in the paragraph of ""Chunagon mawiritamahite"" | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 三重大学教育学部 | |||||
資源タイプ(三重大) | ||||||
値 | Departmental Bulletin Paper / 紀要論文 |