WEKO3
アイテム
CAMI (Control, Agency and Means-Ends Interview) を用いた期待信念の検討
http://hdl.handle.net/10076/12432
http://hdl.handle.net/10076/12432be94f539-5385-495a-8398-cc5c59824f71
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||
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公開日 | 2013-05-27 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | CAMI (Control, Agency and Means-Ends Interview) を用いた期待信念の検討 | |||||||
言語 | ja | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec | |||||||
資源タイプ | thesis | |||||||
著者 |
梅本, 貴豊
× 梅本, 貴豊
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抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | 問題と目的本研究では,動機づけ研究において重要な行動の予測因として扱われてきた期待概念を精微化して扱うCAMI(Control,Agency and Means-Ends Interview)の手段保有感,手段の認識において,「方略」についての期待を加え検討を行った。CAMIは学習場面を対象にして,統制信念,努力,能力,運,教師という手段が想定されている手段保有感,努力,能力,運,教師,未知の原因という手段が想定される手段の認識の3つの信念から構成される。研究1では,Anderson & Jennings (1980) の努力と方略の弁別の重要性の主張に基づき,CAMIに新たに方略という手段を加え,努力との弁別可能性を検討した。また,CAMIと学習行動との関連の中でも努力と方略の弁別可能性を検討した。研究2では,方略を含めたCAMIと,授業選択,その授業における学習行動との関連について検討した。結果と考察研究1において,大学生の学習場面を対象にCAMIにおける努力と方略の弁別可能性について検討したところ,因子分析から,努力についての因子,方略についての国子が抽出され,それらが弁別できる可能性が示唆された。また自己調整学習方略,学習の持続性,授業選択との関連から努力と方略では異なる学習行動-の影響を示したことからも,その弁別性が示唆された。すなわち,努力保有感は主に学習量を重視した作業方略,授業選択へ,方略保有感は主にメタ認知的方略,学習の持続性-の影響を示した。また,努力の認識は主に作業方略,学習の持続性-の影響を示したが,方略の認識は学習行動へ影響を示さなかった。このように努力と方略では学習行動への影響の仕方が異なることが示された。また,自己調整学習方略については統制信念,努力保有感,方略保有感,努力の認識の有用性が,学習の持続性については努力の認識,方略保有感の影響が,授業選択については努力保有感の有用性が示された。研究2において,方略を含めたCAMIと,興味,難易度,有用性という3つの次元の高低の組み合わせから想定された授業選択との関連を,また自由記述から得られたその授業内,授業外における学習行動との関連を検討した。その結果,能力の認識,運の認識の興味のある授業選択への,能力保有感,能力の認識の難易度の高い授業選択への,努力保有感の有用性の高い授業選択への影響が示された。授業における学習行動については,授業内容によって影響を示す期待の違いや,先行研究とは影響の仕方が異なることが示された。本研究において,学習行動との関連から主に先行研究で示されていた統制信念,努力保有感の有用さとともに,方略保有感の有用さが確認された。また,CAMIと興味,難易度などを想定した授業内容との関連において,授業内容によって学習行動に対する期待の影響の仕方が異なることも示された。このように従来の期待概念を精微に扱うCAMIにおいて,「方略」という手段を加えたことで,期待概念について更に精微な検討を行うことができたと考えられる。 | |||||||
内容記述 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 三重大学大学院教育学研究科博士前期課程学校教育専攻 | |||||||
内容記述 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 122 | |||||||
書誌情報 |
発行日 2010-01-01 |
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フォーマット | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | application/pdf | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | 三重大学 | |||||||
修士論文指導教員 | ||||||||
寄与者識別子Scheme | WEKO | |||||||
寄与者識別子 | 17095 | |||||||
姓名 | 松浦, 均 | |||||||
言語 | ja | |||||||
資源タイプ(三重大) | ||||||||
Master's Thesis / 修士論文 |