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学校・博物館連携に関する研究 : 貸し出し教材の開発・実践・効果の分折
http://hdl.handle.net/10076/14772
http://hdl.handle.net/10076/1477268e8e6a5-dcb0-4dc9-834e-95041e57956d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||
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公開日 | 2015-11-18 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 学校・博物館連携に関する研究 : 貸し出し教材の開発・実践・効果の分折 | |||||||
言語 | ja | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec | |||||||
資源タイプ | thesis | |||||||
著者 |
東垂水, 琢哉
× 東垂水, 琢哉
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抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | 学校・博物館連携は,法令や学習指導要領に明記されており,重要性が指摘されている.しかし,連携数は少なく,積極的な連携は行われていない.本研究では,博物館の貸し出し標本に着目した.三重県において学校・博物館連携を促進すること目的とし,三重県総合博物館と共同して,貸し出し教材を開発した.また,3度の試行(試行①,②,③)を通して,貸し出し教材の改善に取り組むとともに,貸し出し教材を活用した授業の効果を分析した.そして,授業から約1年後に追跡調査を実施し,長期的な視点に立った貸し出し耕オを活用した授業の効果を分析した.貸し出し教材は,標本,ワークシート,指導案,教師用資料で構成した.標本は,ニワトリの骨格標本とし, 9体製作した.授業テーマを「ヒトとトリの体のつくりと運動」とし,単元は,小学校第4学年「人の体のつくりと運動」,中学校第2分野「動物の生活と生物の変遷」に位置づけた.試行①では,試作した貸し出し教材の改善を目的とし,小学校4年生1クラスを対象に筆者が貸し出し教材を活用した授業を実施した.参観した教員から「時間」,「観察方法・内容」について,課題が挙げられた.これを踏まえて,教員が貸し出し教材を活用しやすくするため,観察活動の方法と内容の複線化を図った.試行②では,教員が貸し出し教材を活用できるかの検証を目的とし,中学校2年生2クラス,教員2名を対象に貸し出し教材を活用した授業を実施した.授業を行った教員から,授業を行う上での課題が挙げられた.このことから,貸し出し教材だけで教員が授業を行うことは困難であることがわかった.そこで,教員研修を導入した貸し出し教材の実践方法を考案した.試行③では,教員研修を導入した実践方法を用いて,貸し出し教材を活用した授業を実施した.目的は,貸し出し教材を活用した授業により,児童・生徒,教員の博物館への興味・関心が高まるか,教員が貸し出し教材を活用できるかの検証とした.また,対象は小学校4年生3クラス, 6年生1クラス,中学校2年生5クラス,小学校教員2名,中学校教員3名とした.この試行から,貸し出し教材を活用した授業により,児童・生徒,教員の博物館への興味・関心が高まることが明らかとなった.また,研修は,教員が貸し出し教材を活用した授業を行うためには必要であり,有効であることが明らかとなった.そして観察方法と内容を複線化したことで,児童・生徒の様子や教員の考えから,教員が授業を構成することができた.追跡調査では,長期的な視点に立った貸し出し教材を活用した授業の効果の分析を目的とし,それぞれの試行から約1年後に,児童・生徒,教員,保護者を対象に追跡調査を行った.長期的な視点からみると, 1度の貸し出し教材を活用した授業では,児童・生徒の博物館への興味・関心は高まらず,博物館の利用経験も変化しないことが明らかとなった.一方で,教員の博物館活用,利用への興味・関心は高まるが,博物館の利用・活用経験は変化しないことが明らかとなった.また,親子での博物館の利用経験に,貸し出し教材を活用した授業の効果はみられなかった..本研究では,ニワトリの骨格標本についての貸し出し教材を開発し,教員研修を導入した貸し出し教材の実践方法を確立することができた.また,貸し出し教材を活用した授業により,授業直後の児童・生徒,教員の博物館への興味・関心を高めることができたしかし,長期的な視点からみると,教員の博物館利用・活用への興味・関心は高められたが,児童・生徒の博物館への興味・関心,博物館の利用経験,教員の博物館の利用・活用経験に変化はみられなかった.児童・生徒の博物館への興味・関心を高めるためには,学校と博物館の継続的な連携が必要といえる.本研究の貸し出し教材の活用単元は,小学校,中学校合わせて2単元に限られる.今後,教員の継続的な活用を可能にするため,新たな単元での貸し出し教材を開発する必要があると考える. | |||||||
内容記述 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 教育科学専攻 理数・生活系教育領域 | |||||||
内容記述 | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | 95 | |||||||
書誌情報 |
発行日 2015-01-01 |
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フォーマット | ||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||
内容記述 | application/pdf | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | 三重大学 | |||||||
修士論文指導教員 | ||||||||
寄与者識別子Scheme | WEKO | |||||||
寄与者識別子 | 17224 | |||||||
姓名 | 平賀, 伸夫 | |||||||
言語 | ja | |||||||
資源タイプ(三重大) | ||||||||
Master's Thesis / 修士論文 |