WEKO3
アイテム
小児癌細胞における細胞死誘導耐性化機序の解明とその克服手段の開発
http://hdl.handle.net/10076/9291
http://hdl.handle.net/10076/92917c5625f8-dcaa-4cd3-a2c1-2383eef220b3
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 報告書 / Research Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2008-12-04 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 小児癌細胞における細胞死誘導耐性化機序の解明とその克服手段の開発 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | アポトーシス | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | カスパーゼ | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 細胞周期 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | サイクリン蛋白 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 細胞死受容体 | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||||||||
資源タイプ | research report | |||||||||||
著者 |
駒田, 美弘
× 駒田, 美弘
× 東, 英一
× 堀, 浩樹
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抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | 抗Fas抗体刺激によりアポトーシス細胞死が誘導される白血病細胞株を用いて、カスパーゼ-8、カスパーゼ-3の活性化がどの細胞周期において誘導されるかを明らかにした。その結果、カスパーゼ-8の活性化は、G0/G1期において、カスパーゼ-3の活性化は、G0/G1期からearly S期にかけて誘導されることが示唆された(平成17年度実績)。今年度においては、抗Fas抗体刺激によりカスパーゼ-3の活性化された細胞をセルソーティングにより分離し、細胞周期調節蛋白の発現を検討したところ、サイクリンE、サイクリンD1陽性、サイクリンA、サイクリンB1、p27/kip-1、Ki67陰性であり、カスパーゼー3の活性化は、G1後期からearly S期にかけて誘導されていることが確認された。 また、細胞増殖/生存に重要なPI3 Kinase/Akt経路の活性と細胞死受容体を介した細胞死誘導の関連を検索した。TRAIL (Tumor necrosis factor-related apoptosis-inducing ligand)刺激による細胞死誘導に対して耐性を獲得した細胞においては、Aktのリン酸化が誘導されており、PI3 Kinase/Akt経路が活性化されていた。耐性細胞をPI3 Kinase阻害剤で前処理することにより、TRAILによる細胞死誘導が見られるようになり、PI3 Kinase/Akt経路の活性化が細胞死誘導の耐性化に関与していると考えられた。また、Aktのリン酸化の元進の機序に関しては、2つのフォスプァターゼ(PTEN/phosphate and tensin homologue deleted on chromosome 10、PHLLP/PH domain leucine-rich repeat protein phosphatase)の発現を解析した。PHLLPの発現は、感受性細胞と耐性細胞の間に差は認められなかった。PTENも感受性細胞と耐性細胞ともに同程度の発現を認めたが、リン酸化(不活性化)PTENの発現は、耐性細胞において著しく増加していた。すなわち、耐性細胞におけるAktのリン酸化 (活性化)の亢進は、Aktの活性化を抑制するPTENのリン酸化亢進による不活性化によることが示唆された。 次年度においては、細胞回転を阻害することにより、細胞死受容体を介する刺激によるカスパーゼの活性化が抑制され、その結果として細胞死の誘導が障害されるかを検討する予定である。また、PI3 Kinase/Akt経路と並んで細胞増殖/生存に重要なMEK/MAPK経路に関しても検討を加える予定である。 |
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内容記述 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 平成17〜19年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))研究成果報告書 | |||||||||||
内容記述 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 津 | |||||||||||
内容記述 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 62 | |||||||||||
書誌情報 |
発行日 2008-04-01 |
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フォーマット | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | application/pdf | |||||||||||
著者版フラグ | ||||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||||||
日本十進分類法 | ||||||||||||
主題Scheme | NDC | |||||||||||
主題 | 490 | |||||||||||
出版者 | ||||||||||||
出版者 | 駒田美弘 | |||||||||||
科研費番号 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 17390301 | |||||||||||
資源タイプ(三重大) | ||||||||||||
Kaken / 科研費報告書 |