非観血的整復後に腹腔鏡下修復術を行った閉鎖孔ヘルニアの1例

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03報告_田中ほか
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タイトル(英)	A CASE OF ELECTIVE LAPAROSCOPIC HERNIA REPAIR FOR AN OBTURATOR HERNIA FOLLOWING MANUAL REDUCTION
アイテムタイプ	紀要論文 / Departmental Bulletin Paper
言語	日本語
キーワード	閉鎖孔ヘルニア, 非観血的整復, 腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術
著者	田中穣瀬木祐樹小松原春菜野口大介市川健河埜道夫近藤昭信長沼達史
著者（ヨミ）	タナカミノルセギユウキコマツバラハルナノグチダイスケイチカワケンコウノミチオコンドウアキノブナガヌマタツシ
著者別名	TANAKA Minoru SEGI Yuki KOMATSUBARA Haruna NOGUCHI Daisuke ICHIKAWA Ken KOUNO Michio KONDO Akinobu NAGANUMA Tatsushi
抄録	症例：82歳女性．主訴：右大腿部痛，嘔吐．現病歴：約3年前から時々右大腿部痛を認めていた．４時間前から右大腿部痛，嘔吐が出現し受診した．身体所見ではHowship-Romberg徴候は陽性であった．腹部CTで右閉鎖孔ヘルニアと診断されたが，腸管虚血や腹膜炎を疑う所見がなかったため，用手的整復を行い4週間後に腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術（transabdominal preperitoneal repair：以下TAPP）を行った．術後経過は良好で約2年半を経過して再発を認めていない．閉鎖孔ヘルニアで嵌頓腸管虚血が否定的な場合は，非観血的整復後に待期的TAPPを行うことが，対側ヘルニア診断上で有用で，閉鎖孔背側の剥離と内閉鎖筋へメッシュシートの固定を行うことが再発防止に役立つと思われた．
雑誌名	三重医学
雑誌名(英)	Mie-Igaku
巻	60
号	1-4
ページ	11 - 16
発行年	2017-03-24
ISSN	0385-0978
書誌レコードID	AN00233709
フォーマット	application/pdf
著者版フラグ	publisher
日本十進分類法	490
出版者	三重大学医学部三重医学会
出版者（ヨミ）	ミエダイガクイガクブミエイガクカイ
資源タイプ（三重大）	Departmental Bulletin Paper / 紀要論文

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